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水野晴郎(みずのはるお)が、亡くなった。
「はるお」なのか、「はるろう」なのかわからず、数年間は発音でごまかしてきた。

幼少の頃、世の中は映画で溢れていた。
「ジョーズ」。いまだに海が怖い。
「ロッキー」。お母さんにグレーのパーカーを買ってもらいました。
「ジャッキーチェン作品」。少林寺より、ジャッキーチェンの方が、絶対強いと言い張って、
友人と喧嘩しました。当時の少林寺作品は「少林寺36房」(主演:リュー・チャーフィー)でした。
「スターウォーズ」、「ET」、「インディージョーンズ」、「グレムリン」、「グーニーズ」
「ゴーストバスターズ」、「バックトゥーザフューチャー」(フィーチャーじゃないよ。)
「勝利への脱出」(ペレはこの作品の数年後に、大統領選に出馬します。)
「スタンドバイミー」(次の日同級生に、びびった罰をやります)
「ターミネーター」、「カクテル」、「トップガン」、
「ナインハーフ」(いけないルナ先生くらい、衝撃的でした)・・・・。もう、止まらないです。
そんな中、テレビ番組でも、バンバン映画を流していました。

ちょっと番組名は定かでないし、全て同時期かもわすれましたが、
「月曜ロードショー」(TBS系)では、「香港映画」とかが、比較的多く放映してた気がします。
「火曜洋画劇場」(?)確か、山城新伍が解説してたような・・・。渋い作品放映が多かったような・・・。
「水曜ロードショー」(?)。「木曜洋画劇場」
「金曜ロードショー」(月曜か、水曜ロードショーが、金曜になったのかな?)水野晴郎が解説だね。
「土曜ゴールデン洋画劇場」(フジテレビ系)は、高島忠夫が解説してたね。
「日曜洋画劇場」(テレビ朝日)は、淀川長治が解説でしたね。

夏になると、劇場初公開とかいいながら「ジブリ作品」「火垂るの墓」など、
子供向けの作品の予告が6月位から予告されて、毎週、毎週、楽しみにしていたものです。
ジャッキーの映画の次の日は、みんながカンフーをし、ビーバップが放映されると、
一週間は「吐いた唾飲まんとけよ」と、不良ごっこをしたもんです。

年月はどんどん過ぎていく中、当たり前のように解説者も老けて、もちろん私も老けて、
そして亡くなって・・・。
なんだかとても切ない気持ちになりますね。
いまも、いろんなモノが便利になって素晴らしいですが、あの頃のように純粋に映画に感動をし、
純粋に騙されて、純粋にびびることが無くなってしまっていますね。

「シベリア超特急」を、銀座の映画館で友人と二人で観にいきました。
面白かった。でも、それは映画が面白かったというよりも、「斜めから観て」面白かった。
「踊るマハラジャ」も観た。「斜めから観て」面白かった。

汚れた。完全に汚れた。

でも、「ニューシネマパラダイス」で、一人で男泣きをした。
初めて観ようと思った時は、開始5分で寝た。でも、次観たときはぐっときた。
そんな、心から感動をする映画が観たいな。

そして映画を愛して、紹介し続けた一人がまた亡くなった。
きっと、その志は他の人に引き継がれると思う。
ハムの人は、ショートフィルムに力を注いでいるみたいだしね。
西田敏行さん、田中邦衛さん。頑張ってちょうだい。私は、まだ日本映画にも期待をしています。

↓お疲れ様。
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↓お疲れ様。「マイク・ミズノ」
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